板金塗装という仕事は、人の望まない自動車事故によって偶発的に生じる仕事であるため、これまで私達はお客様との直接的な接点が少なく、主に自動車ディーラー等の下請け工場として成り立ってきました。
しかし長引く不況の中、元請けからの厳しい値引きや割引要求に業界は悲鳴を上げ続け、危機的状況となっています。
お客様と直接向き合い、直接取引きする機会さえあれば、自費での修理金額を安く抑える方法を提案することや、ご要望に合わせた修理品質を提供することができます。
さらには代車の無料貸出しや引取納車といった、お客様との直接取引きだからこそできるサービスを充実させることができます。ですが今までは、そのことをお客様に知って頂く効果的な宣伝方法がありませんでした。
「鈑金匠ネット」はインターネットを利用した集客支援サイトです。
お客様と直接取引することで、サービス業として新たな活路を見出そうとする板金塗装工場の宣伝、集客をサポートすることが「脱下請け」の一助になると信じ、サイト運営に努めております。
愛車が傷ついてしまった時、どこか良い修理工場はないかとインターネットで検索し、板金塗装工場を探されるお客様が沢山いらっしゃることに、板金塗装業界の変革に向けての確かな手ごたえを感じております。
皆様のご参加をぜひお待ちしております。
弊社代表 千村が株式会社リペアテック発行の板金塗装業専門誌「ボディーショップレポート」に寄稿した記事が掲載されました。
千村が同じく代表を務める、板金塗装工場「インターパシフィック」がインターネットで直需獲得を成功させるまでの経緯が掲載されております。ぜひ、ご参考にしていただければ幸いです。
2011年6月19日 第32回オートサービスショー2011（東京ビッグサイト）にて、 『ネットから年間350台を受注する板金塗装工場の実情』と題して、インターパシフィック（板金塗装工場）の代表を勤める弊社代表 千村が講師をさせていただきました。
2009年6月20日 マロウドイン熊谷（埼玉県熊谷市）にて、株式会社タジマ様主催による 『行列ができる板金工場になろう！～インターネットを利用した直需獲得～』セミナーにおいて、弊社代表 千村が講師をさせていただきました。
 |
自費修理はもちろんのこと保険修理でも金額に応じ
偶然かもしれませんが翌月には3台の修理依頼があり、メールや電話の対応など不慣れで戸惑いながらも確かな手ごたえを感じていました。さらに入庫を増やすためのアドバイスを鈑金匠ネットから受け、ネット集客で仕事を増やすという方向性が明確になってきたその矢先に東日本大震災が発生しました。
福島第一原発事故によって将来への希望が絶望へと変わってしまいました。地震と放射能に怯え、仕事どころではない日々が続きました。もちろん仕事もなくなり、廃業も考えざるを得ない状態でした。
家族のために他県への引越しも真剣に考えました。でも私は板金塗装屋しかできません。
新しい土地で元請けを探すのはまず無理に思えました。そこでもう一度、福島で徹底的にネット集客に取り組もうと決心しました。
鈑金匠ネットへの掲載に加え自社のホームページも別途作成し、さらに千村社長からのアドバイスでYAHOOとGOOGLEに広告を出しました。
すると徐々にですが効果が表れ、お客様の問い合せや修理依頼が増えてきたのです。
そして今年に入ると問い合せや来店はさらに増え、驚くことに４月は８台の受注となり、板金も塗装も一人でこなしているので休みなしで働きました。まさに嬉しい悲鳴でした。
最近は一般のお客様を増やすために何をするべきかわかってきましたので、前向きな気持ちで日々を過ごせています。